虹には、思い入れがあります。
ハンドルネームは、プリズムで、光の虹をイメージしています。
自分の窯の名前にも『虹』の一文字が入っています。
陶芸で独立するというのは、設備費にお金が掛かります。
大抵は、元々窯元だったり、親や身内が援助してくれたりして独立する方がほとんどです。
しかしながら 私の場合は、そういうあてがまったくなかったわけですね。
20代の頃 私にとっては、
自分の窯を持つというのが最大の目標だったわけです。
陶芸が出来る環境を求めて、あちこちしながら、生活に追われて
陶芸三昧の日々は夢のまた夢のような感じでしたが、
胸の中には、『オーバー・ザ・レインボー』の音楽が常に流れていたんです。
今は、まだだけど、きっとあの虹の向こうに行けるって
虹の向こうは、私にとっては、”自分の場所”だったんですね。
現在は、念願かなって窯を持つことが出来ました。
それで、虹はわたしにとっては、自分の夢の象徴なんです。
夜の虹は、2年ほど前に制作したシリーズの名前です。
黒陶の器に彩泥の象嵌を施したものです。
専門用語に付いては、徐々にアップしていきます。
夜の虹は、本当にあるんですって
ハワイで見れるそうです。『夜の虹』という写真集を書店で見つけました。
パラパラと中を見てみたら、月明かりに見える虹だった。
夜の虹を見れる人は本当にまれな人だと思うのですが実際に見てみたい。