上橋菜穂子は、最高!
ここ数カ月
上橋菜穂子の著書にはまっています。
守り人シリーズがアニメ化されて有名ですが、アニメの方は見ていません。
一時期、アニメの放映が始まる前に この、守り人シリーズがズラッと書店に並んでいたので気になって気になって
私の場合、本の方から呼びかけてくるんですよ。
『読んで!』って
本の表紙を見て、 これは、私の好きな世界だなぁって感じたのは確かです。
ただ、シリーズ化されていて、ハリーポッターシリーズや、ナルニア国物語並みの長さです。
どうしよう。どうしようって 何ヶ月か悩んで、
まずは、単行本よりも安いボッシュシリーズの【精霊の守り人】を買って読み始めました。
その世界観の構成の素晴らしさに圧倒されました。
この作者 何者?という感じの衝撃を受けました。
日本に
これだけのファンタジーを書けることの出来る人がいたという事に大きな喜びを感じました。
日本人にしか書けない世界観を見事にファンタジーの世界に融合させていて
それでいて、無国籍・多国籍な世界観を醸し出しています。
へたすると、おばさんと言われかねない年代の女主人公が良いです。
ほんとうに、カッコいいですよ。
小野不由美の著書に出会って以来の衝撃でした。
そして、今は、守り人シリーズを少しづつ手に入れて読み進めているという感じです。
楽しみは、ゆっくりゆっくりと味合わないとね。
この【孤笛の彼方】も
読み終わった後に、いつまでも余韻が残る傑作です。
ありきたりな展開にならないで、ちょっとしたどんでん返しがあることに
かえって、心が救われる思いが残ります。
変わり者として生きてきた主人公たちが、普通の幸せを手に入れるという感じでしょうか。
by yorunoniji
| 2008-03-28 20:50
| きままな読書好き