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夜の虹

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目に見えなくても真実はソコにある。   

カテゴリ:きままな読書好き( 8 )

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ここ数カ月
上橋菜穂子の著書にはまっています。
守り人シリーズがアニメ化されて有名ですが、アニメの方は見ていません。
一時期、アニメの放映が始まる前に この、守り人シリーズがズラッと書店に並んでいたので気になって気になって

私の場合、本の方から呼びかけてくるんですよ。
『読んで!』って  

本の表紙を見て、 これは、私の好きな世界だなぁって感じたのは確かです。
ただ、シリーズ化されていて、ハリーポッターシリーズや、ナルニア国物語並みの長さです。

どうしよう。どうしようって 何ヶ月か悩んで、
まずは、単行本よりも安いボッシュシリーズの【精霊の守り人】を買って読み始めました。

その世界観の構成の素晴らしさに圧倒されました。
この作者 何者?という感じの衝撃を受けました。
日本に
これだけのファンタジーを書けることの出来る人がいたという事に大きな喜びを感じました。

日本人にしか書けない世界観を見事にファンタジーの世界に融合させていて
それでいて、無国籍・多国籍な世界観を醸し出しています。
へたすると、おばさんと言われかねない年代の女主人公が良いです。
ほんとうに、カッコいいですよ。

小野不由美の著書に出会って以来の衝撃でした。

そして、今は、守り人シリーズを少しづつ手に入れて読み進めているという感じです。
楽しみは、ゆっくりゆっくりと味合わないとね。

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この【孤笛の彼方】も
読み終わった後に、いつまでも余韻が残る傑作です。

ありきたりな展開にならないで、ちょっとしたどんでん返しがあることに
かえって、心が救われる思いが残ります。

変わり者として生きてきた主人公たちが、普通の幸せを手に入れるという感じでしょうか。
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by yorunoniji | 2008-03-28 20:50 | きままな読書好き

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本当に久しぶりの再会といえるでしょう。
本屋さんで、見つけてしまったんです。こういうのが出ていたなんて・・・・・
リアルタイムで読み、感動し
単行本・文庫本・いろいろシリーズで持っていますが
今までのなかで一番の愛蔵版かもしれない
小学館 萩尾望都コンプレート

たかが少女漫画と侮るなかれ、
萩尾望都という漫画家の描く世界は、芸術の域に達していると思っています。

この【ポーの一族】は、半世紀以上を得てもなお
いまだ、内容は古びず、
キラキラと星のように輝き

多感だった
若かりし頃に感じた感動や余韻を思い出すと共に

時を経た
今だからこそなお
主人公エドガーの味わう
喪失感の深い悲しみを理解できるし
それぞれのストーリの中に出てくる
市井に暮らす普通の人々の日常や想いに共感できる

アニメにしたら・・・と思い描くときもあったし
実写版でやるとしたら、外国のどの俳優さんが演じたら・・・とか
いろいろ想像したりしたこともあるけど

萩尾望都の描く原作が完璧なので
読み手 それぞれの中で
エドガーやアランそして、メリーベルが完成してしまっているので
逆に難しいですよね。
この世界観を完璧には、再現できないでしょう。

昔、同じ萩尾望都が原作の”11人いる!”が 実写版やアニメになったとき
幻滅してしまった一人ですから。

私の大切な世界をぶち壊したわね~と怒り心頭でした。
後、
【イグアナの娘】は、菅野美穂がデビューしたての頃テレビドラマになってましたが
原作から離れていた気がするので、ほとんど見てないしと
今、思い出しました。
原作が、漫画の場合、その世界観をどう表現するかは、難しいのかもしれません。

といっても、最近のテレビドラマや、映画は、原作がマンガというのが多いですから
そして、それが又受けているのを見ると
映像化して大丈夫なものを選んでいるんでしょうかね。

最近、萩尾望都と同じ 花の24年組が再び注目を浴びてるのですね。

昨年は、竹宮恵子の【地球へ・・】が再編集されて連続テレビアニメになったし
これについては、原作の設定を変更されてしまった部分と
しかし、現代風にもなったといえる部分もあったりして
どうとも言えませんが、
やはり、原作本の雰囲気を完璧にとは言えないなぁ
一応見たけど、あんまりドキドキしなかったですね。

そして、大島弓子の作品もいろいろとリメイクされて新しく出てましたね。
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by yorunoniji | 2008-03-26 21:54 | きままな読書好き
お友達のHikaruさんが 以前ブログで紹介してくれた鏡の法則という本を買ったので 読みました。

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こちらで紹介されているここをクリックというところを読んでいただければ、大体の内容が読むことが出来るようになっています。
以前 ここから読んで、非常に感銘を受け
心にずっと気になっていた本だったので ようやく買ったというわけです。
以前 ネット上で読んだ時も感動しましたが、久しぶりにじっくりと読んで 涙が本当に止まりませんでした。

大まかに言うと
今現在 自分におきている問題は
すべて自分自身の心に原因があるということと
自分に解決できない問題は、起こらない というような感じでしょうか。

自分自身を許せるようになるというのがポイントのようです。

この方の場合、自分の父親が許せないという気持ちが
ずっと心の奥深くに眠っていたのに気が付いていないままいて
それがすべての原因となって わが子のいじめに繋がっていたと気づかされる という内容でしたが
その気付きを得る過程に 感銘を受けました。

私の両親は、すでに他界してしまっていて
感謝の気持ちを伝えたくても伝える事ができない寂しさを感じたり
一時は、父親を許せない自分が居たなぁと 自分を振り返るようでした。
父親には、せいいっぱいの愛情を受けたという自分も居ることがわかっているので
今では、何のわだかまりも無いですけどね。

もし、誰かを許す事ができない自分が居たら
そういう自分を許しなさい
 その言葉に 心が安らぎました。
許す事ができない心の狭い人間である自分を認めるということも 次のステップに繋がるんですね。

でも、正直 今現在の自分には、許す事ができないというような存在が無いということにも気が付いたので
後は、”ありがとう”という感謝の気持ちを持ち続けることに専念したいです。
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by yorunoniji | 2006-10-24 20:27 | きままな読書好き
私は、東野圭吾の本をよく読んでいるのですが
『手紙』が、今度 映画化され11月に公開予定だとか

『手紙』の内容に付いては、
手紙 の映画詳細| Excite エキサイトシネマまたは
手紙オフィシャルHPにて参考にしてくださいませ。


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映画については、観るかどうかは、今の所決めていませんが

この『手紙』を読み終わった時は、心に雨が降りましたね。
登場人物たちの気持ちが 物凄くよく分かる 
分かりすぎるくらい よく理解できる。

自分の家族が犯罪者になった時

犯罪者の家族だというだけで 色々と差別を受けてしまう 現実
だからといって
犯罪者になったとしても 自分にとっては、家族であるという事実は変えられない。

たぶん 友達がそういう立場になったとしたら
どう 接すればいいのでしょう。

きっと 今までのように無邪気には、付き合っていけないでしょう。

私の家族が犯罪者というわけではないですが

私の生みの父は、アル中だったりして いろんな人に迷惑を掛けて
私自身は、本当に恥ずかしい思いを何度もしてきました。

だから、若い時
自分のふるさとを 出たくて出たくてたまらなかった。
あのアル中の娘 というレッテルが付きまとっていると思うと 嫌でいやで
どんなに逃げ出したかった事か。

ふるさとって、その人にとっては 本当に大切な場所で 暖かいはずなのに
私にとっては、ただ ただ、苦い思い出の場所だったんですね。

その父親もアル中が元で 糖尿病・脳梗塞・腸閉塞そして最後には心臓という感じで
2001年には、他界してしまったこともあって
私の心の中では、浄化されてしまいました。

自分だけは、ああいう大人にはなりたくない
強い心を 持たなければという一心で生きてきたのです。

だから 正直 今でも酒飲みは 嫌いです。
お酒を強要されるのも嫌いです。

段々 話はそれてしまいましたが
『手紙』を読んでいるうちに そういう体験が蘇ってきて
私の感情を 大きく揺さぶられたのです。

そして、加害者という立場には、誰にでもなりうる事がある

最近の飲酒運転事故の加害者は、本当に普通の人々だと思うのですが
自分の ちょっとした甘い判断が
どれだけ後々に 周りに影響を与えるのかという事を考えていない。

被害者も痛ましいのは当然ですが
加害者の家族とかの気持ちとかも 分かるだけに 見ていて辛くなる。

『手紙』を読んでみてください。
あなたの家族が本当に大切なら 自分の行動を考える良いきっかけになるでしょう。
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by yorunoniji | 2006-09-24 20:04 | きままな読書好き

先日 美容院で『ゲド戦記』の話になったのですが
その美容師の方は、原作を読んでいなくて
ジブリの『ゲド戦記』を観て
一番分からなかったのが
テルーが竜に変身したことだったそうな。

何故、人が竜に変わるのか?

一番簡単な答えは、
”これは、そういう世界のお話だ”ということで納得するしかないんですけどね。

映画の宣伝文句にも
『昔 竜と人は、ひとつだった』と書かれているし 映画の中でもある人が語っています。
そして
原作の中でも書かれていることなですが

これを 現代の人に現実の話として 分かりやすく伝えるとしたら

人も動物も植物も岩も 元は ひとつということです

これは、科学的に証明されています。

この地球上のあらゆるものは、太古の昔
星と共に誕生し 同じ原子を元に 今ある様々な形に生まれ変わっているということです。

そういうようなことを原作者のル=グゥインは、ファンタジーという世界を通して伝えているのです。

そして、映画版アレンの親殺しは、
人が生きていくうえで成長の過程において 
いつかは、自分の一番醜いものと対峙しなくてはならないという事を現していると感じました。

人は、光の中でだけでは生きてはいけない。
自分の心にある一番醜いものを知ることによって
よりいっそう人として成長できる。
そう感じるのです。

原作のゲドは、自分の一番醜い心を対峙し
偉大なる賢人として成長していくのです。

原作のアレンもゲドとの旅の中で、一度は、心の醜い部分と向き合っています。
けっして、スーパーマンを描いた物語ではなく
現実の私たちが 対峙しなくてはならない心が この物語では描かれているのです。
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by yorunoniji | 2006-09-03 22:25 | きままな読書好き

映画「ゲド戦記」の内容が含まれているといわれる部分
Ⅰ~Ⅳを読み終えました。

まだまだ こういう面白い読み物に出会えたというのが嬉しかったですし
なによりも
この作者のバランスの良さに脱帽でした。
イメージと言葉がちゃんと繋がっているというのが 凄いなぁと

この物語に 10代の頃に出会っていたらどうだったろうという気もするし
今だから、読むことが出来たという気もします。

今だから読めたという気持ちの中には
この作者の物語に影響を受けただろうという人々の作品に出会っているというのが
改めて分かったという事もあります。

いわゆるファンタジーの要素がすべて含まれていながら
決して夢物語ばかりでない
リアルな感情が流れています。

光と闇・陰と陽という 
「ロード・オブ・ザ・リング」や「スターウォーズ」最近では「ハリーポッター」等の物語にすべて含まれているテーマ
どちらか一方だけがあればいいのではない
この世界は、均衡(バランス)を保つ事で、成り立つ。

自分の日々の行いは この世界に あらゆる影響をもたらす事ができる。

今現在のこういう均衡が崩れかかっている世の中だからこそ
伝えていくべきテーマが たくさん感じられました。

3巻が出版された時点では、確かに その終わり方でも十分に終わりで良かった感じですが
かなりの間を空けて
何故、4巻目を執筆したかったのかという思いが湧いてきます。

この4巻目には、読み勧めていくうちに違和感があって
いろんな意味で、リアルに感じる内容が多く
今現代の世界にも 物凄く通じるものを感じます。

感じる違和感というのは
もう、普通のファンタジー物語というジャンルではくくれない世界観があるからです。

この後の2冊は、いったいどういうことになっているんだろうという好奇心でいっぱいですが
ゆっくりと 読み進めていくつもりです。
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by yorunoniji | 2006-07-12 17:10 | きままな読書好き
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今月号の MOEに特集が組まれていました。
佐藤さとるさんのコロボックルシリーズ

雑誌の上に積み重ねた
最初に手に取った文庫本は 何度も何度も読み返し
今でも大切に手元にあります。

昭和48年から51年発行で180円から280円の値段がついてます。

さすがに 変色して もう古本としても価値は無いという感じですが
私にとっては たからものです。

佐藤さとるさんのシリーズには、村上勉さんの挿絵が描かれており
その挿絵もこの物語にとっては、欠くことの出来ない絵だと感じています。

今回 MOEを見た時に
本当に懐かしい親友に再会したような錯覚を覚えました。

当時10代前半の私にとって現実は、 なんともはや自由のない世界で
選択地のない、灰色の世界でした。
母が亡くなってからの世界は ガラリと姿を変えたといっても良いかもしれません。

そういう時だったからこそ 現実を忘れさせてくれる
本の世界に没頭していたのかもしれません。

でも、この本は、単に現実を忘れさせるものというよりは
もっと 大切なものを教えてくれた気がしています。

”自分にとって 本当に大切なものを 見失ってはならない。”

”目に見えていても 信じなければ見えない事がある。”

たかが、童話と侮るなかれ
かなり リアルな描写で心に残る名作ですよ。

ただ、気になるとすれば、文中に出てくる物の名前とか
今の10代 へたすると20代の人でも
その物が 分からない・想像できないという現象がありうるかもしれませんね。

そして、
コロボックルと秘密を共有する事になったせいたかさんの心理描写で、今だからこそ分かる言葉が「心をあけわたしてしまったようだ」という言葉です。

今の世の中って
変な事に心をあけわたしてしまっているヒト 多くありませんか?
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by yorunoniji | 2004-03-27 21:20 | きままな読書好き
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最新版が出たので、早速読みました。
このシリーズ最初の本が出たのは、1988年
一番上の本が最新版で、24冊目だそうである。
私は、一つはまったら、シリーズものや作家を結構追いかける方で
この本もほんの一例といえます。
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by yorunoniji | 2004-03-19 12:23 | きままな読書好き