ロクロに初挑戦
日曜日の陶芸教室では、同時にロクロも教えています。
前々からロクロをやりたがっていた生徒さん
今日が 生まれて始めてのロクロ体験です。
上の写真がその生徒さんです。
今日は 汚れてもいい服装で完全武装です。
「うわ~。ほえ~。あ~~~ぁっ。この感触が何とも言えないっ。」っと感嘆符混じりの不思議な悲鳴をあげつつ
粘土と格闘です。
1番最初はまず、電動ロクロの回転のスピードに慣れること
その回転を利用して、粘土の塊を上げたり下げたりして
土殺しという作業をします。
この土殺しによって 粘土のねじれやくせを取るのです。
しかし
コレが中々 理屈通りに行かないんですね。
大きな土の塊から 少しずつの塊を作り出して
それを器にしていくのですが、
まず、中心が取れなくて ぐにゃりぐにゃりとあらぬ方向に粘土が曲がっていくのですね。
ちょっとしたコツですが
コレばかりは、頭で理解するだけじゃ出来ないのです。
慣れて体で覚えていくしかないのです。
生徒さん曰く
「力を入れて良い所、入れたらダメな時 それだけは分かったわ~」
「でも、 陶芸をした~っていう感じがする~。ロクロは職人って感じ。」
今日の体験は、ロクロの回転スピードに慣れるところの入り口でしたね。
何回かは、作品ができないままでしょうが 諦めずにトライして欲しいですね。
私のところのロクロコースは、
どこかの観光でやってるロクロ体験のように
私が手を貸して作品を作るようなことはしません。
自分で作ったという実感は、それでは湧かないですからね。
by yorunoniji
| 2004-06-27 21:17
| 作陶