ブログトップ

夜の虹

yorunoniji.exblog.jp

目に見えなくても真実はソコにある。   

海と川と森と人と・・・

a0009747_18244031.jpg

今から 始まります。

※3月16日追記
パネルデスカッション
a0009747_22563923.jpg


【パネリスト】向かって左から
 張 勁 氏(富山大学理学部助教授)
張 勁HP
 伊藤 昌則氏(NPO極楽鳥海人理事長)
NPO極楽鳥海人HP
 稲本 正氏(NPOドングリの会会長)
のお三方です。

その中でも張先生のお話が面白かったのであげます

張先生は、富山湾の海底の湧泉の研究をされていて
この湧泉は、何処から来たのかが水を調べる事によって分かるそうです。

海で、蒸発した水が上空800m~1000m付近雨に変わり
降った雨が地下にしみ込んで、10~20年間掛かって
富山湾の海底で湧泉となる。
富山の800m~1000m付近には、立山のブナ林があって
そのブナ林には、ふかふかの良質な腐葉土が積もっている
そこにしみ込んだ雨が良質な湧泉になり
富山湾の魚たちを育てる
だから、木一本がブリ千本を育てる。

その話を受けて稲本さんが
森の生態系で、ブナ林というのは、森の頂点になった姿で
ブナ林が育つというのは、良い水が育つという事でもあり
健全な森といえるという話をしてくださいました。


その他にも富山湾・日本海について 色々と興味深い話をしてくださって
日本海について、認識を新たにさせられました。





基調講演をされた柳生 博さんのHPです。
八ヶ岳倶楽部HP






柳生博さんの講演は、総括すれば
日本の原風景をもう一度 蘇らせよう
経済優先の社会意識を変えようという内容でした。

俳優さんだけ在って まるでお芝居を観ているような
そんな錯覚に陥るような 表現豊かな講演会でした。

日本野鳥の会の会長さんだけあって 鳥の話もされたのですが
鳥になった気分で 今のこの地を俯瞰してみると
昔からの棚田は、水も張っていない砂漠のような荒地になってしまっている

それに絡めて コウノトリの話をされたのが印象に残っているのですが
日本のコウノトリは、絶滅してしまって
今、ロシアから贈与されたコウノトリをかわきりに
中国からのコウノトリも含めて
日本の地に 再び野生のコウノトリを増やそうという運動をしている
日本コウノトリの会の会長さんも務めているという事で

豊岡町という町の住民の前面バックアップを得て
農薬や化学肥料を使わない田んぼ作りをしてもらい
冬の間も鳥たちの為に田んぼに水を張って
コウノトリの放鳥に成功したそうです。

そして、繁殖にも力をいれ コウノトリが日本全土に再び蘇ることを目標にしているそうです。

コウノトリは、里山の適当な雑木林に巣を作るので
里山の保全というのが重要な鍵になっているのだそうです。

里山というのは、田んぼ・小川・雑木林・人の住む村の
4点セットがそろった持続可能な社会で
その 日本古来の風景の復活こそが、経済優先に頼らない生き方に繋がるというお話でした。
[PR]
by yorunoniji | 2007-03-16 23:14 | 徒然