ブログトップ

夜の虹

yorunoniji.exblog.jp

目に見えなくても真実はソコにある。   

映画ホワイト・プラネットには、星野道夫の魂を感じる

予告編を観て、これは絶対に観に行かなきゃと 感じた映画でした。

ホワイト・プラネット


それは、この地球に浮かぶ氷の世界北極のことです。
いったい、誰がこの氷の世界に生命があるなんて想像できるでしょう。
フォトは、Filxムービーサイトから借りました。

星野道夫さんが生涯をかけて撮り続けたアラスカのように
又、北極の世界にも多様な生命が息づいていました。
そして、
この映画を観終わった時
この映画を撮った監督やスタッフには、星野道夫さんの魂が流れていると感じました。

星野さんがカリブーの大移動に念願かなってようやく出会った時の言葉
”まだ、間に合った”

そう、今なら まだ間に合うかも知れない

何千年もの大昔から連綿と続くカリブーの大移動

その季節の移動が、まだ繰り広げられる世界が、映し出されていました。

監督も、このカリブーの大移動が、この映画の一番の見所だと言っています。
パンフレットには、写真家の石川直樹さんの文章がつづられていましたが

星野さんが生きていたらこの映画に感動し、コメントを寄せていただろうと感じました。

漆黒の宇宙に浮かぶ白い北極の惑星
カメラは、シロクマの母親を映し出します。
これから冬ごもりして、子供を生み育てるのです。
生まれたばかりの子供と過ごす母熊の姿が映し出されます。
a0009747_22352566.jpg

シロクマの子供たちの愛らしい事

この映像を観ると
星野さんの撮ったシロクマを思わずに居られませんでした。

この最果ての北の地に、本当に多種多様な生き物が生存しています。
氷が張り、大地になる事によってシロクマたちは、餌にありつく事ができる。
また、春になり氷が解けて、海が現れる事によって
海の生き物たちが、餌を求めてやってくるというサイクルが出来ているのです。

鯨たちがバブルネットで、魚を獲る映像も映し出される場面では、
星野さんのカヌーの旅を思い出しました。
鯨の写真を撮るのに一所懸命になりすぎて
カヌーがちょうどバブルネットの上に出てしまい 焦った所が
鯨たちは、突然浮き上がるのをやめてしまったという部分ですね。

改めて、こういう大画面で観るバブルネットは、本当に迫力ありました。

そして、
a0009747_22521992.jpg

このシロイルカたちの群れの映像には、自然に笑いがこみ上げてきました。
優雅に泳ぎながら、カメラ目線になっているんです。ニッコリという感じで・・・
でも、泳ぐ時に身体がブヨブヨブヨ~~~ンという感じで波打っているのが可笑しかった。

全編見所いっぱいで、驚きがいっぱいでした。
この映画の一番の主役は、氷かも知れない。
多種多様な氷の表情を捉えているのもこの映画の見所ともいえるでしょう。

シロクマの子供たちも育ち、そろそろ子離れの時期という時の
母グマの表情の捉え方がなんともいえない切ない気持ちになりました。
この表情は、公式HPで、壁紙としてダウンロードできます。

地球温暖化によって、正に この氷の世界が急速に狭まっている
それによって真っ先に滅びるのは、シロクマだとも言われています。
この南の地方でも
森が滅びる事によってクマが真っ先に滅びるのと同じように
氷の世界によってシロクマは、生かされている

星野さんの著作「ナヌークの贈り物」
人の命も、シロクマの命も繋がっていると伝えているように

氷の世界がなくなり、生命が絶滅していくという事は、
いつかは、人の住む世界もなくなるということに繋がっていく

・・・・
まだ、間に合うかもしれない・・・・・

a0009747_23132170.jpg

[PR]
by yorunoniji | 2006-06-29 23:13 | きままな映画好き