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夜の虹

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目に見えなくても真実はソコにある。   

ハウルの動く城

11月22日 に見てきました。
最近の映画上映にしては珍しく しばらくの間 指定席発券という感じなので
どうしようかなぁと 思っていましたが
(都会の方の映画館は、指定席が当たり前だと思いますが、こちらの方は、平日はほとんど自由席で早い者勝ちなんですよ。)
平日の中途半端な時間だったら そんなに埋まっていないだろうと予測しまして
それに
予約しようにもわざわざ劇場まで行かなきゃいけないので
それも面倒なんで 行き当たりばったりでなんとかなる そういう気合で行きました。

ダンナと二人だと 今は、夫婦割引で2,000円で見る事が出来るというのが嬉しいですね。
平日の中途半端な時間もかかわらず 人は入ってましたが
やはり案の定 そこそこ良い場所に席が取れました。
前の方は、がら空きでしたから

何故、今 アニメでこの描写でなければならないのか
何故、今 この内容なのか
そういうような事が すごく伝わってくるなぁ
宮崎さんの熱い思いが感じられるなぁというのが見終わって一番感じましたね。

人は目先の欲に囚われて 大事なものを性急に失いつつあるんじゃないか
この物語の背景には、そういうメッセージがあるように感じられます。

表向きは、ラブストーリーなんですが
今だからこそ伝えなければならないことが いっぱい受け取れるし 考えさせられる内容でした。
でも
なんといっても宮崎アニメの特徴である浮遊シーンと風は、健在で
コレコレ このシーンがないと!なんて 喜んでいました。

後、気になっていたハウルの声なんですが、懸念してたよりも良かったので 安心して物語に入っていけました。

23日午後八時 追記

私の好きな映画監督の言葉で
「映画は、人に見てもらえる事で本当の完成だ」という言葉があります。

その意味は、映画を見た観客一人一人によって
その心の中で映画が育つからです。

映画を見終わってなにかしら感銘を受けたとしたら
その事が何かを生み出すきっかけになる

今回のハウルの動く城も そういう映画だと思うのです。

反戦のメッセージも決して声高でなく
ラブストーリーも大きな意味で言えばという感じでべたべたしたものではなく

どちらかというと 観客によって自由に解釈できる余地が随分と沢山あります。

そういう意味では、観客が自由に想像性を羽ばたかせる事が出来る
そう感じる映画だなぁと 今回は特に感じ入りました。











久しぶりの投稿ですが
最近 パソコンの調子が悪いです。

投稿場面でも カテゴリやトラバ先の部分が文字化けしてます。

そろそろ 再インストールの時期なんだと思います。
メンテナンスをしないと 道具として使いこなせませんよね。
by yorunoniji | 2004-11-23 11:14 | きままな映画好き

by yorunoniji